整備・修理

アウディTT(8S)オイル漏れ修理|オイルパン交換&エンジン上部からの漏れも徹底解決!

今回は、スタイリッシュなスポーツクーペ アウディTT(8S型)のオイル漏れ修理の様子をご紹介します。

1. 漏れ箇所の特定

「駐車場の床にオイルの跡がある」とのことでご入庫いただきました。
リフトアップして確認すると、アンダーカバーが漏れたオイルで真っ黒に汚れてしまっている状態でした。

詳しく診断したところ、今回は2箇所から漏れが発生していました。
1つはエンジン下部の「エンジンオイルパン」
もう1つはエンジン上部の
「フロントアッパーカバー(カムシャフトマグネット部)」です。

2. エンジンオイルパンの交換

近年のアウディやフォルクスワーゲンは、軽量化のために樹脂製のオイルパンを採用しているモデルが多く、経年劣化による歪みやパッキンの硬化で漏れが発生しやすい傾向にあります。

今回はオイルパン本体を新品へ交換し、しっかりと密着させて漏れを封じます。

3. フロントアッパーカバー&マグネット交換

次にエンジン上部(フロント側)の修理です。
マグネット(カムアジャスター)周辺からもオイルが滲み出し、エンジンを伝って下まで落ちていました。

マグネット本体やシール類、そしてフロントアッパーカバーを新しいパーツへ交換します。ここは複雑な構造ですが、一つひとつ丁寧に清掃・組み付けを行いました。

4. 洗浄・最終チェック

全てのパーツを組み上げた後、最も重要な「洗浄」を行います。
アンダーカバーやエンジン周辺に付着した古いオイルを綺麗に洗い流さないと、修理が完璧でも「まだ漏れている」と勘違いしてしまったり、他のゴムパーツを傷める原因になるからです。

最後に試運転を行い、新たな漏れがないことを確認して作業完了です!

アウディやフォルクスワーゲンのエンジンオイル漏れは、放置するとオルタネーターなどの電装品を故障させたり、最悪の場合は車両火災の原因にもなりかねません。

「アンダーカバーがあるから、地面に落ちてくるまで気づかなかった」というケースも非常に多いです。
おーとガレージサクライでは、輸入車特有のウィークポイントを熟知した整備を心がけています。

「最近オイルの減りが早いな」「焦げたような臭いがする」と感じたら、手遅れになる前にぜひ一度点検にお越しください。